アライグマ駆除 施工事例
こんにちは、駆除マーブルです。
今日は過去の施工事例から。
場所は茨城県水戸市の空き家で築年数は70年くらい、大きな平屋の日本家屋でした。
同じ敷地内に別に家を建ててお住まいなので朝と晩に窓をあけ空気を入れ替えることとお仏壇はそのまま残っているのでお線香をあげるために毎日建物には入るのですが、短い時間しかいないため害獣の侵入に気づかなったそうです。
ある朝いつものように窓を開けようと縁側を歩いていると足元に水たまりが。
建物が古くなって来ていることもあり、雨漏りかとおもったそうです。
とり急ぎ拭き取ってみたら何だか黄色いけど臭いもしないので気にせず自宅に戻りました。
その日の夕方、また縁側に行くと目の前で天井から水が滴っているところに出くわしたそうです。雨も降っていないのに何故?と思ったら天井からバタバタと足音がして、これはなにかいる!とびっくりするとともに物凄く恐怖を感じたそうです。
落ち着いて耳を澄ますと縁側だけでは無く、玄関の上、台所の上でも足音がしていて慌ててご主人に連絡、弊社にご相談となりました。
翌日朝一番に調査に伺うと心配そうな奥様が外で待っていてくださいました。
昨日の夜は建物に入れなかったそうです。
玄関に足を踏み入れてみると、わずかに臭います。糞尿臭というよりは獣臭。奥様はなにも感じないそうですが、これは僕らプロでもなかなか気づけないレベル。そんなわずかな臭気ですが、これはアライグマだと確信しました。この辺の感覚は説明しづらく、慣れとか経験とかしか言いようがないのですが、9割くらいの確率で当たります。
さて問題の縁側にいってみると、やはり水たまりがありました。
室内をあちこち調べてみると、水たまりはないものの、天井にシミがある部屋がありました。
天井裏に上がってみると臭いはより強く・・・というか目の前にアライグマの親子がこちらを睨んでいました。
とりあえず襲ってくることはないと判断し、天井裏の状況を調べてみると縁側・玄関・納戸のあたりに糞が集中していました。その間アライグマは近づけばそこし逃げ、離れると元に戻るを繰り返していました。
押入れを閉めて奥様に現状をお伝えするとガックリと肩を落としていました。
絶対解決させるから大丈夫ですよと声をかけ外回りを調べると、床下関係は以前大工さんに金網を張ってもらったらしく問題なし。
次は屋根の上。
害獣の侵入口はある程度パターンがあって、日本家屋の造りだと入母屋と呼ばれる部分に隙間があることが多く、今回は玄関上の入母屋からの侵入でした。
侵入口と中の状況がわかったので、これで調査は完了です。
駆除計画と予算を打合せてすぐに作業の開始です。
まずは追い出し忌避作業。特殊な煙を充満させアライグマに恐怖を植え付けます。煙を入れたからといってその場でバタバタと外に出ていくことはないので暗視カメラを設置してこの日は終了。
1週間して再度訪問しカメラを確認すると日付が変わる頃に母親と子供が3匹キョロキョロしながら出ていくのがしっかり映っていました。
これで一安心。天井裏に上がって端から端まで目視しても姿は見えないので、まずは侵入口をしっかりと塞ぎ、落ち着いたところで天井裏をしっかりと消毒し、糞を掃除して工事完了です。
今後の老朽化の心配はありますが、大事に手を入れてきたお家でしっかりした作りでしたので、10年の保証をつけさせていただきました。
この1週間気が気でなかった奥様にもやっと安心していただけました。
僕は、アライグマでもハクビシンでも解決しない害獣被害はないと思っています。
害獣被害でお困りの方、お気軽に駆除マーブルにご相談ください!
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