W様宅　ネズミ駆除

埼玉県さいたま市　築30年　延80㎡

お問合せ経緯：普段は関西のほうにお住まいのW様が、お引越しの準備のためにもともとお住まいだった自宅に帰ったところ、一晩過ごしていたら夜半に天井裏からカリカリと音が聞こえてきた。以前別の工事で業者選びを失敗したため、今回は何社か相見積もりを取りたいと駆除マーブルにお問合せをいただきました。

現場調査：今回3社に調査・見積依頼をしているうちの２番目の調査となりました。まずはいろいろお話を伺うと、以前リフォームの工事をしたときに他と比べることなく工事を依頼してしまい、思った通りの仕上げにならず、工事中も大変だったりととても後悔をしたそうです。今回はそんな後悔はさせませんよと調査を開始。

問題になっているのは２階の天井裏なのでまずは天井裏に上がります。全体ではないのですが、ところどころ断熱材が巣になっていました。古い糞もあり、ある程度の年数は住みつかれています。

次に１階のユニットバスの天井の点検蓋を開けて中を覗いてみると、ユニットバスの上にはネズミの足跡と糞が散乱していましたが、他はそんなに被害はなさそうです。

ネズミ以外の痕跡が見当たらないため、今回の物音はネズミと特定しました。

次に侵入口を探して外を見回ります。すると床下の通気口のいくつかに隙間があることがわかりました。格子の隙間も比較的広く何より通気口と土台の間に隙間が開いていました。

これは手で触るかのぞき込まないと気づかない部分です。壁・屋根にはまったく隙間がないのでここからの侵入で間違いなさそうです。が、じつは最初にお話を伺ったときに奥様が気になることをおしゃっていて気になっているところがありました。それは以前にリフォームをしたときに水回りの位置を大きく変更したということでした。水回りの変更をする場合、排水管も位置を変更することがあります。今までのものを延長したり、新たに掘りなおしたり。その時に古い排水管をそのまま蓋をせずむき出しにしてしまうケースが稀にあります。あまりいい業者ではなかったようなので気になっていました。また天井裏にクマネズミの糞のほかにドブネズミっぽい糞も混じっていたので、床下からの侵入の可能性も十分に考えられます。幸い床下収納庫があったのでそこから床下に潜ってみました。とりあえず各排水はしっかりと繋がっており問題はありません。しかし奥のほうにはいっていくとありました！古い排水管です。

ここはそのまま下水道につながっています。足跡も見受けられたので、間違いなくここは侵入口になっています。他に侵入口はなかったので調査を終了し、ご報告をさせていただきその場で見積を提出。すべての業者の見積もりが出そろうまで結果はお預けです。

１週間後、奥様から正式にご依頼のご連絡をいただきました。

作業内容と費用：ご連絡をいただいた翌々日、しっかりと準備をして作業開始です。まずは営巣被害のある２階天井裏を消毒（ダニ駆除・雑菌消毒）し、被害のある断熱材を撤去・清掃、粘着トラップを設置して追い出しのくん煙処理を施しました。そのまま１階天井裏の各消毒、追い出しくん煙処理、床下は古い排水管のまわりに粘着トラップを設置し、くん煙処理をして一日目は終了です。

１週間たち再訪問。２階の天井裏で２匹、床下でも１匹捕獲されていました。音も気にならなくなったということなので、排水管にはきちんと蓋をとりつけ、通気口にはさびないステンレスの金網を貼りました。粘着トラップはしばらく残しておき、後日点検させていただくことにしました。

調査含め３日間の作業で３年間の保証をおつけして計190,000円のご契約をいただきました。

備考：今回３社のなかから選んでいただいた最大の理由は、調査の質と説明の時に安心感があったからだそうです。調査の時から養生をし、汚さないように配慮をしていたこと、床下の排水管を最初の段階で指摘していたこと、説明がとても分かりやすかったことが信頼につながり安心してまかせようと思えたそうです。ちなみに3社のうちの1社の調査は15分くらいで終了し、ハクビシンの可能性があると言っていたそうです。調査がちゃんとできない業者は思いのほかたくさんいますが、ネットではそれは判断できません。相見積をとることは今は当たり前のことですので、遠慮なく声をかけてください！相見積もり大歓迎です！