トコジラミ(ナンキンムシ)予防の徹底を!世界中で被害が増えつつある?!
トコジラミがあなたのそばまで迫っているかもしれません。
フランスや韓国では社会問題になるほどトコジラミが蔓延していることは、ネットやテレビで見たことがあるでしょう。
大量に廃棄されたマットレス、防護服を着た人たちが消毒する姿・・・そんな映像がたくさん公開されています。
ようやく新型コロナウイルスが下火になったというのに。
しかし、日本にいる私には関係ないと思っていませんか?実はもうたくさんのトコジラミが日本の人家に侵入しているのです。しかも確実に増加していきます。
トコジラミに刺され血を吸われると、皮膚にボコボコとした腫れができます。
さらに何度も刺されるうちにアレルギー反応で激しいかゆみに襲われ、眠れず、皮膚を搔きむしるといったような症状になる場合があります。
トコジラミは毎日卵を5、6個産みます。産卵から1週間ほどで孵化し、人や動物の血を吸い始めます。
孵化後1ヶ月ちょっとで成虫になり、次の世代が卵を産み始めるわけです。
つがいのトコジラミ2匹が家に侵入したら、毎日5個の卵を産み、それらが40日後にまた卵を毎日5個産むとしたら、単純計算で1か月後に150匹、2か月後に3,000匹、3カ月後に23,000匹となるわけです。
トコジラミが生息しているのは人の家に限りません。
電車・バス・タクシーの座席、ホテルのベッド、レストランのソファー、オフィスのイス、カーペットなどに潜んでいます。
移動中で座席に座ったら、レストランで食事をしたら、ホテルのカーペットにスーツケースを置いたら、トコジラミが付いてしまうかもしれません。
トコジラミがどこからやってくるかというと、海外からやってきた外国人や海外に行って帰国してきた日本在住人にくっついてやってきます。
海外から日本にやってくる観光客がコロナ禍前を超え、ますます増えています。
つまりトコジラミも一緒に増加する運命なのです。
フランスは観光大国です。世界中の人々がフランスに旅行に行きます。
そのためトコジラミが増えてしまったわけです。
韓国はおそらく、世界中に行ってきた韓国人が自国に持ってきたのではないでしょうか。
また、人が移動する旅行だけに限りません。
海外から輸入したモノにも紛れ込んでいる場合があるかもしれません。
毎日部屋を掃除し、お風呂に入って体を清潔にするかどうかは関係ありません。
トコジラミを見つける
トコジラミは夜行性で暗い所を好むのでベッドの隙間やカーテンの裏、家具の隙間などを中心に確認します。
血糞(けっぷん)という黒や茶色の点々がないかどうか確認します。
トコジラミを避ける
トコジラミはツルツルした場所は歩けないそう。
なので、ホテルではスーツケースを浴室に置いたり、ビニール袋の中に入れて置くのもよさそうです。
トコジラミが嫌うディートを主成分とした虫よけを使います。アース製薬のホームページでは、「ディートは吸血害虫の感知能力を撹乱し、吸血行動を阻止する効果を持っている」とのことです。
電車やバスは座らなくても移動できますが、タクシーは難しそうですね。
トコジラミを退治する
衣類などは80度以上のお湯に5分間以上浸けるか、選択後に熱乾燥機で乾かします。
見つけたらガムテープで捕獲しちゃいましょう。
殺虫剤は有効成分がプロポクスルまたはメトキサジアゾンのものが効果があります。一般的な殺虫剤は効かない場合があります。また卵には効果が及ばない場合もあります。
マットレスやふとんは卵があるかもしれないので捨てるのが良いです。
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